2004-01-01から1年間の記事一覧
今年最後の日に積もるほどの雪が降りました。家族が車のタイヤを雪仕様に交換したり、料理を作ったりしている間に、帽子とマフラーに手袋つけて自分はいざ庭へ。小さな雪のかたまりをごろごろ転がして雪だるまを作りました。
うむ、ちょっとひどい。
モチーフは、果物や、置物や服など何気ないものなのだけれど、それぞれがとても鮮やかで、とても明るい写真。緑や赤など画面に表現された色がとても鮮明でウツクシー。積極的な気持ちになります。 額で装丁された写真は数えるくらいで、写真が無造作にセロハ…
イラストレーターの原田治さんセレクトの映画のタイトルを原田さんご本人がデザイン講評。 映画を観るときもそんなに気にとめることのなかったタイトルバック。フォーカスするととても洗練されたデザインにただただ身を乗り出してみてしまいました。特にソー…
アートディレクターの服部一成とファッションジャーナリストの林央子が好きな本をもちより、こんなところが気にいっている談議。異なるジャンルの2人の本のセレクトの仕方や、気に入る部分の違いがおもしろい。 ただ、全体としての企画はおもしろいのに、イ…
「特集:ベルリン移住計画」に惹かれて初めて購入。キレイな写真メインの雑誌かな〜と思いきや、いやいやどうしてなかなか面白い。建築、ギャラリー、本屋、食堂などの紹介も一捻りあって行きたい!と思ってしまいます。今年はジャケットのボタンを付け替え…
ジャック・タチの『左側に気をつけろ』『ぼくの伯父さんの授業』『郵便配達の学校』をワイン片手に観賞。 つまずき方、たばこのすい方の授業など、普通はありえない授業を真面目に講義し、おじさん生徒は真面目に練習。つまずき方はなんと足の長さから足の開…
CET(Central East Tokyo)とは、かつて東京の中心であった地域を、デザインやアートの観点から、再発見=創造するための運動体らしい。この本はそのCETの活動や、コンセプトなどが様々な視点で書かれています。 http://www.centraleasttokyo.com/index.html …
http://event.yomiuri.co.jp/matisse/ 展示室に入った途端、枠からはみだしてくるほどの存在感とパワーを感じました。油絵だけではなく、彫刻、スケッチなど様々な作品を観ることができます。 もちろん、鮮やかな色で描かれた作品に目を奪われますが、画面を…
美術館の4階から2階にわたり常設展に交えて展示されており、断片的な会場のつくりにちょっと集中力が途切れるかな〜と思いましたが、2階にまとめた展示室があり、木村伊兵衛の世界の一部を満喫できました。 枠から飛び出してきような動きのある写真、かつ生…
青山にあるセレクトショップsempreで、月兎印の珈琲用ドリップポットを購入。 早速自宅に戻って、今お気に入りのボルカンアスールを煎れる。鉄瓶で沸騰したお湯を今回購入のポットに移し替えると、うまい具合にお湯の温度が下がる。注ぎ口が鉄瓶よりも細くて…
今年の夏に購入したお気に入りの靴。突然の雨で足首をとめるパーツののりが溶け出し、崩壊。スリッパになってしまいました。スリッパと化してからもかなり履きこんでいたのですが、徐々に寒さが厳しくなり、玄関の靴箱の上にひっそり置かれたままになってお…
ICCで現在開催中の「明和電機ナンセンス=マシーンズ展」。そのトークイベントが「明和電機のグラフィック戦略」と題して、社長、グラフィック・デザイナー中村至男、写真家三橋純が参加して開催されました。 明和電機の時系列な流れとともに行われるひとつ…
大崎善生の最新の短編小説集。今回もとてもキレイな文章で、一文一文、情景が浮かんできます。通勤、帰宅の電車のなかで読んでいると、思わず目頭が熱くなること数回。取り上げているテーマは、相変わらずちょっとロマンチ入っていますが、時にはそんな淋し…
神楽坂に昔からある地元スーバー。地元支援派としては、近所にチェーン店のスーパーが出来て、安く商品が購入できても、地元スーパーを愛し通っています。品揃えもなかなかで狭い店内には輸入食品もかなり揃えられています。その地元スーパーで最近貼ってあ…
デザイン教室で今日の講師はクリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和。さすがに今日の教室は通常の2倍の参加率でした。 仕事ではない、プライベート作品から、実際の広告まで作品ができるまでを丁寧に紹介。スマートで明快な作品たちに、一見、才能だけが…
神楽坂の朝市へいってみたら、立派な洋梨を発見。思わず購入。ミンスクにいたときにはよくバケツ1杯の洋梨を市場で購入し、それはそれは甘くて美味しい洋梨を毎日2〜3個ほおばっていましたが、その洋梨に負けないくらいの存在感です。今年の初物なので西を向…
SMAPのCDのキャンペーンをはじめ、「極生」や「体質水」など佐藤可士和が関わった仕事がぴろーっと一覧できます。SMAPグッズはティーバッグまであったんだ〜と細部までのこだわりをしげしげ眺めてしまいます。購買対象への観察力がすごいですね。 音楽と映像…
前半はLOVE PSYCHEDELICOの曲の存在感が強すぎ、かつ市村正親が沢田研二にみえ、気になって気になってしょうがなかったのですが、徐々に話に吸い込まれていきました。ホテル・ビーナスにいる、それぞれに心に傷を持った人々が、その傷をどうとらえて、どう乗…
建築家で画家の吉田桂司の水墨・水彩画展。 http://www.ayumi-g.com/ex04/0439.html 古い街並を黒を基調に描かれ、とても奥行きがある絵です。ちょっと版画のような絵だなあと思ったら、版画の紙に墨で描き、乾いてから水彩で色をつけていく方法で描かれてい…
コーヒーは飲むのも、煎れるのも大好き。神楽坂でコーヒー豆のお店「ボルカン」と出会ってからは、そこのお店の看板豆『ボルカンアスール』の深入りがお気に入りで必ず購入します。優しいお店のおばさんがいつも丁寧に豆を計って、袋につめてくれます。 朝起…
生きているなかでふと感じる、焦燥感や喪失感。そんな思いを抱いた、中年の男と大学を出たばかりの新婚の女の子の2人が東京という街で出会い、そしてまた旅立っていくまでが静かに描かれていました。焦燥感や喪失感、不安感は大人になることによってなくなる…
仕事のあと、飯田橋ギンレイへ猛ダッシュ。15分オーバー。しかも満席で立ち見だとか。意を決して観ることに。会場内は見事に満席で、通路にも人が。仕方なく一番後ろの壁にもたれかかって映画を観ていたら、会場の係のひとが通路に座る用の座布団を持ってき…
まず最初に展示してあったのは「抱擁」。紙にグラファイト鉛筆で描かれた作品。ちょうど前日絵の教室でテーマだった、「一本線デッサン」作品。あまりの上手さにノックアウトでした。巨匠ですから当たり前といえば当たり前ですが、凄すぎて感動。しばらくぼ…
本日の絵の教室は、モデルデッサン。10分という限られた時間でモデルを描く。今日の描くポイントは、線を短くきり重ねて描くのではなく、一本線で全体像をとらえるというものです。 モデルをじーっと観て、記憶に残して、鉛筆で線を描く。モデルを観るところ…
松永真の手掛けた広告、デザインの仕事を紹介する本。デザインを手掛けたある仕事の発端となった話が紹介されており、とても気に入ったので長いけど抜粋。 〜チベットのラマ層が話した寓話〜 「『十二個の大きな石の話』 ある日、チベットのラマ僧が若い修行…
友人がいけなくなり代わりに参加。といっても!「美術館が都市を変える」・・・。タイトルだけでかなりハード。 2006年開館予定のケ・ブランリー美術館(パリ)ミュゼオロジープロジェクトのディレクターであるジェルマン・ヴィアットさんの講演を中心に、建…
絵を習っている学校で、本日はデザインコースの授業。他コースの生徒も聴講が可なので出席。講師は「TOKYO STYLE」「ROADSIDE JAPAN」などを出している都築響一。テーマは<アウトサイダーアート>(多分)。 プロではない、アマチュアの作品が作者の意図し…
CPFと丸顔によるトークイベントに参加。『beauty:beast』の山下隆生さんと、メディコム・トイの赤司竜彦さんの対談で、テーマは「インディペンデント・スタンス」。 小空間の会場のため、対談する2人の呼吸まで聞こえてきそうな距離でライブ感たっぷりの…
散策ついでに「SPIRAL TAKE ART COLLECTION 2004」へ。アートを暮らしのなかに、というコンセプトでアラーキーなど大御所から若い作家までの作品が展示、+(プラス)購入もできる。かなりクセのある作品が多くて、我が家へアートを持ち込むことはできません…