2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「東京R計画」CET/晶文社

CET(Central East Tokyo)とは、かつて東京の中心であった地域を、デザインやアートの観点から、再発見=創造するための運動体らしい。この本はそのCETの活動や、コンセプトなどが様々な視点で書かれています。 http://www.centraleasttokyo.com/index.html …

「マティス展」国立近代美術館

http://event.yomiuri.co.jp/matisse/ 展示室に入った途端、枠からはみだしてくるほどの存在感とパワーを感じました。油絵だけではなく、彫刻、スケッチなど様々な作品を観ることができます。 もちろん、鮮やかな色で描かれた作品に目を奪われますが、画面を…

「木村伊兵衛展」東京国立近代美術館

美術館の4階から2階にわたり常設展に交えて展示されており、断片的な会場のつくりにちょっと集中力が途切れるかな〜と思いましたが、2階にまとめた展示室があり、木村伊兵衛の世界の一部を満喫できました。 枠から飛び出してきような動きのある写真、かつ生…

珈琲ポット

青山にあるセレクトショップsempreで、月兎印の珈琲用ドリップポットを購入。 早速自宅に戻って、今お気に入りのボルカンアスールを煎れる。鉄瓶で沸騰したお湯を今回購入のポットに移し替えると、うまい具合にお湯の温度が下がる。注ぎ口が鉄瓶よりも細くて…

靴のスケッチ

今年の夏に購入したお気に入りの靴。突然の雨で足首をとめるパーツののりが溶け出し、崩壊。スリッパになってしまいました。スリッパと化してからもかなり履きこんでいたのですが、徐々に寒さが厳しくなり、玄関の靴箱の上にひっそり置かれたままになってお…

お茶の間トーク「明和電機のグラフィックデザイン戦略」ICC

ICCで現在開催中の「明和電機ナンセンス=マシーンズ展」。そのトークイベントが「明和電機のグラフィック戦略」と題して、社長、グラフィック・デザイナー中村至男、写真家三橋純が参加して開催されました。 明和電機の時系列な流れとともに行われるひとつ…

「別れの後の静かな午後」大崎善生/中央公論新社

大崎善生の最新の短編小説集。今回もとてもキレイな文章で、一文一文、情景が浮かんできます。通勤、帰宅の電車のなかで読んでいると、思わず目頭が熱くなること数回。取り上げているテーマは、相変わらずちょっとロマンチ入っていますが、時にはそんな淋し…

ボジョレ・ヌーボー地元スーパー底力

神楽坂に昔からある地元スーバー。地元支援派としては、近所にチェーン店のスーパーが出来て、安く商品が購入できても、地元スーパーを愛し通っています。品揃えもなかなかで狭い店内には輸入食品もかなり揃えられています。その地元スーパーで最近貼ってあ…

佐藤可士和、ってやっぱかっこいい。

デザイン教室で今日の講師はクリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和。さすがに今日の教室は通常の2倍の参加率でした。 仕事ではない、プライベート作品から、実際の広告まで作品ができるまでを丁寧に紹介。スマートで明快な作品たちに、一見、才能だけが…

立派な洋梨

神楽坂の朝市へいってみたら、立派な洋梨を発見。思わず購入。ミンスクにいたときにはよくバケツ1杯の洋梨を市場で購入し、それはそれは甘くて美味しい洋梨を毎日2〜3個ほおばっていましたが、その洋梨に負けないくらいの存在感です。今年の初物なので西を向…

「佐藤可士和展 BEYOND」ggg

SMAPのCDのキャンペーンをはじめ、「極生」や「体質水」など佐藤可士和が関わった仕事がぴろーっと一覧できます。SMAPグッズはティーバッグまであったんだ〜と細部までのこだわりをしげしげ眺めてしまいます。購買対象への観察力がすごいですね。 音楽と映像…

映画「ホテル・ビーナス」飯田橋ギンレイ

前半はLOVE PSYCHEDELICOの曲の存在感が強すぎ、かつ市村正親が沢田研二にみえ、気になって気になってしょうがなかったのですが、徐々に話に吸い込まれていきました。ホテル・ビーナスにいる、それぞれに心に傷を持った人々が、その傷をどうとらえて、どう乗…

「吉田桂司個展 『カルカッソンヌとバスク』」AYUMI GALLERY

建築家で画家の吉田桂司の水墨・水彩画展。 http://www.ayumi-g.com/ex04/0439.html 古い街並を黒を基調に描かれ、とても奥行きがある絵です。ちょっと版画のような絵だなあと思ったら、版画の紙に墨で描き、乾いてから水彩で色をつけていく方法で描かれてい…

コーヒーTIME(by KIBイラスト)

コーヒーは飲むのも、煎れるのも大好き。神楽坂でコーヒー豆のお店「ボルカン」と出会ってからは、そこのお店の看板豆『ボルカンアスール』の深入りがお気に入りで必ず購入します。優しいお店のおばさんがいつも丁寧に豆を計って、袋につめてくれます。 朝起…

映画「ロスト・イン・トランスレーション」飯田橋ギンレイ

生きているなかでふと感じる、焦燥感や喪失感。そんな思いを抱いた、中年の男と大学を出たばかりの新婚の女の子の2人が東京という街で出会い、そしてまた旅立っていくまでが静かに描かれていました。焦燥感や喪失感、不安感は大人になることによってなくなる…

映画「トスカーナの休日」

仕事のあと、飯田橋ギンレイへ猛ダッシュ。15分オーバー。しかも満席で立ち見だとか。意を決して観ることに。会場内は見事に満席で、通路にも人が。仕方なく一番後ろの壁にもたれかかって映画を観ていたら、会場の係のひとが通路に座る用の座布団を持ってき…