「時代のアイコン」展松屋銀座

 大橋正の明治チョコレートのポスターやCMがとてもかわいい。図書館の本でしかみたことなかったポスターが実物大でみることができて感動。(アメリカ魚に群がる小魚たちのポスター)。その時代の社会性がポスターに現れている。現代の作品ではSTEPWGNのCMで「P」の文字が車のドアに見立てられて、こどもが出てくる場面は今回じっくりみて初めて気がついた。細部までのこだわりにびっくり。

 全体としては、最近「デザイン」をテーマにしている企画展があらゆるところで開催されており、目新しさがなく、若干物足りなさを感じた。ただ、1950年代くらいのデザインはシンプルだけど、インパクトがあって、しかも自然と生活のなかに溶け込んでいるように思えた。