古家のリフォーム

昨年の春くらいからリフォームの検討を始め、
今年の2月6日から工事が始まった。


リフォームといえば、
実家の増築は小学生のころみていたけれど、
それは大工さん仕事を学校帰りに眺めていたくらい。
でも、それはとても楽しく、学校から帰ってくると、
屋根にのぼって、大工さんの仕事をずっと見ていた。



今回は自分と家族が施主になるので、
大工さんの仕事をみるだけではなく、
要望をお伝えしたりとすべて自分たちの決定で進む。



工事が始まってから、
週2〜3回のペースで現場を見に行っている。


毎回変化があって、
普段の生活では見れない場所(壁や天井のなかなど)を見れるのが楽しく、
リフォーム中の仮の家も現場近くにして、時間があれば見に行っている。
土日は工事がないので変化がないのだけれど、やっぱり見に行きたくなる。
本当は毎日行ってもよいくらいだけれど。



今は解体工事が終わり、家のまわりに足場を作り、
大工さんが入り、木工事が始まったところ。
それと並行して、建築家さんとサッシなど細かい部分の決定をしている。


工事が始まる前に、設計が固まり、工務店と工事請負契約をしているので、
あとは作られるだけなのかなと思っていたけれど、
骨組みだけになった建物や残すものなどをみて、
また、刻々と新しい状況に変化をしていき、
その都度、確認作業や変更が入る。



家づくりは本当にいろんな人が関わっている。
2月6日に挨拶をした解体工事をしてくた方は
2週間ばかりで小さな我が家の解体が終わり、
今日はもうおらず、今日は新たに鳶、大工、塗装をする人と挨拶をした。


それぞれの道のプロの人が、解体の終わった家をみて、
家の状態、この家の昔について話してくれる。


しっかりとした基礎がある
丁寧に作られている
よい大工さんがつくっている
立派な柱だ

といわれると、とても嬉しいし、ちょっと誇らしい。


そして、


前の家の基礎が出てきた
前の家の玄関が出てきた

など、予想していなかった掘り出しものに、
以前はどんな家だったのかいろいろ妄想が進む。



次回は土曜日に行く予定。今度はどんな風になっているのかなぁ。