写経でこころを洗う?
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今回の旅行のメインイベント。家族の会社の友達オススメの苔寺。完全予約制で写経をし、その後で庭を散策できるらしい。その友達は2回行き、2度とも満足したという。ぜひ行かねばと1週間前に予約した。筆なんて使えるかな、なんて思いながらも、非日常的な空間とわび、さびの世界への妄想で、普段の荒れたこころを洗おうと楽しみにしていた。
境内の入口で受付で、お経が綴られた紙と細長い板を受け取る。お寺のなかには、机と硯、筆と紙が用意されていた。このお経を写すのだと心躍る。どんな風にかけるのだろうか。と、しばらくするとお寺の人がやってきて、まず読経をするという。ふむふむ。そこから入るのだな、と参加者全員で読経をする。次に写経だ、と思ったら、「えー、お手持ちの板に願いごとを書いてください。書き終わった方から庭へ出てください、庭をご案内します」とひとこと。
??
しゃ、写経は?机の上の紙は?と思ったら、机の上の紙は板に願い事を書く時に机が墨で汚れないための紙であったようだ・・・。
そうはいってもすぐお願いごとなんて思いつくはずもなく、結局
「緑豊か」
とわけのわからないことを書いてしまった。
とはいえ、お庭の一面の苔は壮観。
最初の2日間は晴れていた天気もとうとう下り坂に。
嵐山でそばをいただき、竜安寺で枯山水の庭をめでる。仁和寺も静かな佇まいのなかで、縁側に座り、再びスケッチなど。隅っこの白い丸が描いております。雨の音が心地よい。雨の京都も風情があっていい感じ。
夜はホテルのバーでお酒なぞ。バーではドイツフェアが開催中。ドイツビールを飲んだら、稲本のバッチをもらった。