浴室の修理

　浴室のタイルのひび割れがひどくなってきたので修理をすることにした。タイルとタイルの間を埋め込む市販のシール剤を用意した。ひびを囲むようにテープで囲いをして、その囲いのなかにシール剤を塗り込む。囲いのテープをとれば出来上がりである。
　慣れない手つきでひとつひとつのひびを埋めていく。ここのところ多かった地震と、そもそも古く傾いている家の重みで想像以上にひび割れは進行していた。で、ふと壁にわたってできているひびを覗いてみたら、な、なんと、外が見える！が、愕然。驚きを通り越して、家族で大笑い。
　壁のひびもシール剤で内側から、そしてそとからも埋め込んでみた。もちろん応急措置にもならないかもしれないけれど。それにしても家って本当にすごい。もっと大事にしなければ、と強く思う。古い家だけにもっと大切に大切にして、修理しながらもっとここで過ごしたいなと思う。
　シール剤を乾かすために、今日は近くの銭湯へいく。帰りに小雨が降ってきた。