「アート&テクノロジーの過去と未来」ICC

散歩途中の団地

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「アート&テクノロジーの過去と未来」ICC
2005年10月21日〜12月25日
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2005/PossibleFutures/index_j.html

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 ICCの展示会は今回で最後かも?なんてきいて駆け込む。
 自分の理解できる範囲は限界がある。特にテクノロジーなんてなると、現実には存在していても、そのしくみはまったく未知である(自分にとって)。ICCでは自分の理解を超えた世界をいつも現実に展示していてとても楽しんでいた。たとえば、未来ってこうかも、っていうイメージが目の前で存在していて、かつそれを体験できる。触れたり、動かしてみたり、通常では考えられない展示がされていた。
 いくつかの輪が回転していて、その輪の上の人形が、その輪を横断して動いてみえる。そのしくみと、とはいえ、目の前の動きと、感覚の死角を実感する。
 ICCの展示は本当に終わっちゃうのかな。ぜひ続けてほしいなあ。

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「シュテファン・バルケンホール 木の彫刻とレリーフ
東京オペラシティアートギャラリー
2005年10月15日〜12月25日

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 絵のような、彫刻のような。普通に紙で塗ったら平面的にみえるくらい色なのに、荒削りの彫刻のうえだと、濃淡がありとても奥行きがある。構図とか、風景とか、ふむふむという感じなのに、彫りがあることでほえーとなって、思わず横から正面からといろいろみたくなる。不思議だー。
 エレファントマンはとてもかわいい。それにしてもポスターをみて、すんごい大きい作品を想像していたのに、ほんとうにかわいいサイズであった。うむ、視覚でだまされたなぁ。