「Underground」畠山直哉

畠山直哉「Underground」

 ブログを読んで友達が畠山直哉の「Underground」をプレゼントしてくれた。顔がにかかと自然とほころぶほど嬉しいー。
 昨日は家に帰って、ずっと写真集を眺めていた。「Underground」。下水道やビルと谷間に流れる汚水。普段は目に入らないけれど、我々の生活の裏側に確実に存在しているもの。見えないように隠したりしているものたちなのに、彼の写真でみると美しさすら感じられる。
 写真をみていたら、「あ、この写真以前にみたことある」という作品がありました。おそらく以前東京都写真美術館でみたことがあったかも。すごく印象に残っています。
 このところ、デザイナーだったり、アーティストだったり、名前が先行することが多いけれど、作品の良さからの作家の無名性こそ、アーティストなのではないかと最近感じています。