ギャラリー巡り

kumakunn662004-09-28

 今日は遅い夏休み。行きたかったギャラリー巡りの一日でした。

<1>「Graphic Wave 2004 工藤青石×GRAPH×生意気」ggg
 正直な感想は、あまり理解できなかったのひとことです。もしかしたら「理解する」作品ではなく、「感じる」作品なのかな?様々な要素がいっしょくたになっていて入り口が見つかりませんでした。1Fの隅っこにある体験コーナーでは、作品フォーマットに自分の好きなものを描けるようになっていて、思わず熱中。その描いたものは壁に貼っていいと思い、置いてあった画鋲で貼付けようとしたら係の人に怒られました・・・。とほほ。壁には貼ってはいけなかったようです。うーむ、じゃー、画鋲おかないでーっと心の叫び。

<2>「早川良雄の世界」 クリエイションギャラリーG8
 第一印象は色がキレイ。形状のシリーズのなかでは、ベルトだったり、カフスだったりのパーツの作品がおもしろい。色のつけ方が1種類ではなく、油絵チックだったり、印刷だったり、紙をはりつけたりとひとつの画面のなかで表現されていて魅入ってしまいました。ただ、原本ではなく、プリント作品のようで臨場感が感じられず残念。

<寄り道>画材店「月光荘
 新しいスケッチブックが必要になり、ずっと入ってみたいな〜と思っていた「月光荘画材店」へ。絵を始めたばかりの自分にとって画材店はちょっと照れくさくて入るのをためらってしまいます。何度もお店の前を通り、ちらちらと様子をみて、いざ。
 とても優しい定員さんばかり。さらに希望のスケッチブックも2種類(紙質が異なる)+メモ帳を購入。お茶もいただきとても幸せな時間でした。

<3>「印刷解体〜20世紀の印刷を支えてきたモノたち〜」ロゴスギャラリー
 我々の周りに溢れている活字たちはかつてこのように生成されたのだなーとしみじみ思いました。我々が目に触れるまでにこれほど多くの職人たち、技術があったのですね。いろいろな書体も興味深し。印刷のむらな感じがとても素朴で色も限られながらも深みがありました。印刷は大量生産の方法なのに職人の存在が感じられ、不思議だなーと思いました。