「ジェームズ・アンソール展」東京都庭園美術館

 ジェームズ・アンソールは、ベルギーが生んだ異端の画家らしい。リアリズムな風景や人物画が徐々に、骸骨や仮面などちょっと気持ち悪系のモチーフに変化。日本の葛飾北斎などの影響もあるのか、模写作品も多数展示。
 全体的にはやはりちょっと気持ち悪い。けれど、描かれているひとつひとつは意外と非日常的にみえつつも、日常的な要素がちりばめられている・・・ような気がします。内面的な要素を絵を通して可視化しているようにも思えます。

 http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/ensor/exhi.html